Wednesday, October 20, 2010

piece of cake

現在録りためてある3曲の解説、まあそんなたいそれたものではないですが、一応終わりました。なのでインスピレーションの源泉というか、影響されたもの、根っこにあるものを少しずつまとめていこうかなと思います。



僕のRAPはずっとTHA BLUE HERBを追いかけてるようなもので、今でも1日1回くらいは聴いてます。O.N.OさんのTRACKはもちろん、僕がずっとやられてしまっているのはBOSSさんの言葉の重み。彼の言葉には現実があります。人生の闇を引きずりながら、光の指す方を向いて、山をただ登り続けていく彼らの背中には説得力があります。いろいろ言われていますが、やっぱりずっとかっこいいです。
僕のRAPを聞けば影響されてることは分かると思うし、まだまだ真似事の域を出ていないかもしれませんが、それでも書き続け、歌い続け、形に残していくことでしか、オリジナルにはなれないと思います。
先は長く、深い。想像を絶することが待ち受けていようとも、「OK、余裕、未来は俺等の手の中に」

Monday, October 18, 2010

third word

Day (demo) by regalecus
約2週間前に録ったRAP。TRACKはかなり前から渡されていたが、かなり暗めで淡々としているTRACKだったので、どんな内容のものをのせればしっくりくるのか考えてたら、一番最後になってしまった。ただ書き出したら、すんなり書けて、一週間くらいで書けたような気がします。これも”Sleep”と一緒で、どうしようもない現状を嘆いてるようで、実は決意と共に日々もがきながら生きてるというようなものです。
ただマイクをプリアンプを通さずに録ったのでボーカルが薄くなってしまっています。最終的に形の残すとなったらちゃんとしますが、まあデモなんで、今はこれでいいでしょう。

以下歌詞
隣の芝生はいつだって青い 不満はないが満たされてもいない
頑なに拒否した不確かな未来 だからといってあらかじめきまったものはない
おいてけぼり くらって 今日も飯を食らう 一人きりの一日に一回限り
かげりを見せ始めた 一度きりの人生 逆転しようにも手だてがない
ないことはない 目の焦点をあわせ 見つめたその先 思わず目をそらす 
拳を開いてかざした太陽 まぶしかったのは他人の才能
さあ行こう前を向いてその一歩を 踏み出せたのならそれはもう最高
現実はどう 少しずつ失いながら 得るものを溜め込んだ小さな心
あの頃に戻ろ 早さに戸惑いながら 革命を夢見た邪気のない子供
ノイズの中拾い集めた言葉を ノート上に整理整頓羅列させた
見えてこないかい 現実と理想の壁 気づかないふり 奥にあったはずの糧
寝言に答えてもっていかれた答え 裸一貫志して都へ

目が覚めたありふれたある一日 窓から差し込む日差しに今何時
どこかで見た映像思い出し笑い 本日もいつも通りバイトの皿洗い
この場に立ってすぎた日々を思い 焼酎、ビール買い込んだ帰り道
妬み ひがみ 人生の苦み 飲み込んで目隠し見えていないそぶり
中学時代に欠かさなかった素振り 無駄になった経験は何処でいかされる
神よなぜ私はまだ生かされる? 大天使ミカエルは答えてはくれない
紅に染まった黄昏れた空 耐えたところで変わらない日常 それなら
ビニールの上回転し 歩を進めながら 針は溝に刻み込まれた音を歌う

セイサンシャ

シミズです














トラック製作中!

Saturday, October 16, 2010

second word

Home (demo) by regalecus

友人からTRACKをもらった時期にちょうど東浩紀さんの動物化するポストモダンという本を読んでいて、なんとなく、ヲタクのことを書いてみようかなと思い、歌詞を書きました。ヲタクというか、テーマはひきこもりなんですが、まあ自分もどちらかというとヲタクに分類されると思うし、割と自分のことも含めつつ書いていきました。


以下歌詞
断念と喪失を積み重ね 成長の過程 ひきこもって崩壊した家庭
去勢を拒否して 現実からの逃避 少年は大志を抱けずに夢を見る
虚構の海に正座でダイブさ 「だってさー、終わった社会で何をする」
自分を探す 社会での認識コード 与えられ 安堵と動揺
変化を求めうろうろと虚勢を張ってバレてないか目開ききょろきょろ
見まわして曖昧に3センチ 閉じた扉からどじな歌声
耳を澄ませば ただ単に乾電池 切れかけの時計の五時の知らせ
息切らせ遊び回る子供たち かすかに思い出した窓のともしび
あちらこちらに翻弄の大人たち 確かにうまくなったとりつろいのはにかみ
歯磨き 一日の閉めに 夢で会えたらそれはそれで素晴らしい

外に思いを馳せ はて いつのまにやら退治した自分との対峙
開かれたブラウザに対し そちら側に行きたいと二次元を愛し
どこで なんで どうして 目を閉じて 耳元で "I SEE" ささやいて
時計の針はあれから何回転 頭を抱えたままあぐらをかいて
空に書いた手紙は うまく届かない 叶わない 誰かに会いたい
定時出発の銀河鉄道 ロボットになりたかったそんな哲郎
片道切符片手に線路は続くよ どこまでも 先は見えない
黙々の煙に無数の選択肢 転ばぬために絶対のenter key
責任を任せた円卓の騎士 雑踏の中に消えて固まって
暗い夜に泣いて見せた願いを アスファルトの中に探す 明日はどこ

first word

Sleep (demo) by regalecus
約2ヶ月前に初めて録ったRAP。
詩を書くときのテーマみたいなものはだいたいいつも一緒で、たいそれたことをいうと人生というか、まあ、日々生きていく上で感じるどうしようもないことを自分なりに歌にしようと思ってます。
で、今回の"Sleep"って曲は、25年間生きてきて、今後どうなっていくのか不安だけど、やるべきことをやっていくしかないという決意と、寝る前のまどろみの中思い出した懐かしい記憶に包まれてる曖昧な感じを歌詞にしてみました。それぞれ感じることは違うと思いますが、曲の持つノスタルジックな感じに割と合ってるんじゃないかと思います。

以下歌詞
まがいなりにも生きてきたんだ四半世紀 右曲がりこすり無駄にいかくせー精子
テッシュに丸め大量に廃棄 このままじゃとピリオドつけてバイバイキン
いつか覚醒なんてことはないそこの君 生きたままゾンビとなるハイ確定
色褪せない はてない 果てしない はてな さては 未だにあては
心地よい疲労が誘う睡魔 今日もお客様あなた様のお陰です
苦みを噛み締め 笑顔で得たもの 資本主義の奴隷だ 見返りのお礼は
針落としすり減らした真っ黒なレコード いつも通り自宅戻りミキサーとスピーカー
唯一の安らぎ 聖域の四畳半
耳元に溢れ身にあまる音が 今はたった一つの追いかける糧だ
勝手な思い込み 追い詰め 文字かき集め
意味はないよそんなことささやかれたところで 立ち止まる理由の一つにだってならない
光に目がくらみ 暗がりで恐がり 下向き 消極的に人を見知り
裏切りと裏書きにとまどい 手いじりながら孤独と指切り
身にまとった見栄がボロボロ ゴホゴホ咳き込んで 大きく息すって
その行為の後残った虚無感 悲壮感 うんざりして ため息ついて 
突きつけられた現実に 辻褄を合わせ 精一杯生きてます 屁理屈捏ねて
周りに合わせ 息潜め意志殺して
気持ちいい耳鳴りに身ゆだね 体揺らして 目閉じたまま パーティはそのまま
終わりと始まりの間に止まって 短針と長針が出会ってこのまま
スヌーピーの親友チャーリーブラウンの言葉 誰の頭の上にも雨は降るんだって
持たざるもののなぐさめのいろは
声を荒げても 人生は続く それぞれの重さを乗せ 回転を続ける
すれ違いを重ね いつかの交点求め 君と僕とあなたとお前の
名付けられていない感情の数々 言葉にすらならない文字の羅列
音をつけて紙に記して いじけて ふてくされて 石ころ蹴飛ばして
誰々とあれこれして たそがれ 決して重ならない現実とあこがれ
日常が輝いて 早足で 家路についたいつかの少女と少年
かじりつくテレビジョン 今日の晩ご飯 お母さんの笑顔といつものおかえりなさい
うつぶせて 月明かり照らされ きれいな声に抱かれ やすらかにおねむり

Thursday, October 14, 2010

Start of Start

本格的に動き出すためにとりあえずBLOGから始めることにしました。
友人の作ったTRACKにRAPをのせるとなって、まずは友人2人とやってみることになったのが春頃。それから友人2人が店をやめてしまって、なんとなくお流れになって、1人でもやってみようとなったのが夏頃。それからトントン拍子で立て続けに3曲録音して、CDとして形に残そうとなったのが秋も深まりし今日この頃。あとはTRACKMAKERである友人がINSTを作って完成という感じ。年内にはなんとか形にしたいと思っているのですが、どうなるのだろうか。ここから何かしら動きを見せるため、とりあえず、更新を滞らせることだけは避けたいところです。